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2021/12/24 19:28

ウィルトンラグのご紹介。

ウィルトンラグ

ウィルトンラグとはどのようなものなのでしょうか。 そもそも、「ウィルトン」とは素材などの名前ではなく、イギリスの地名となっています。 イギリスには、ウィルトシャーと名付けられている町があります。 組織化されている宗教によって、行政および宗教的奉仕を適切に提供することを目的として認定されている単位地区である行政教区の1つとなっています。
ウィルトン織とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の合体させた織り方が特徴的であり、基布およびパイルを並列して造って仕上げた技法です。
ウィルトンラグと言う名称からも分かるとおり、18世紀の中期ごろにおいてイギリスにあるウィルトンで生まれた伝統的な織機織りです。 大きな特徴は、絵画を模したような繊細さと優美な色合いを兼ね備えているラグであるところです。
ウィルトン織ラグの品質は、織り込まれている密度によって決まります。 密度は、ノット数と呼ばれる数値で指標化されており、一般的に使用されるウィルトン織ラグでは10万ノットとされていますが 品質の高いものでは125万ノット以上の密度で織り込まれたものもあります。

おすすめポイント

ウィルトン織ラグを製作するうえで使用しているパイルは3本の糸を使用しています。 強固に縫い上げているため、非常に耐久性が高いことからラグから発生する抜け毛を抑え込んでくれるのがポイントです。
欧米諸国では、日本の文化と違い家の中でも靴を使用して土足で生活する習慣があります。 そのため、ラグに与える負荷が高いことから耐久性の高いウィルトン織のラグは欧米文化にマッチしており、欧米諸国で愛されて来た歴史があるのです。 また、ウィルトン織ラグのデザインは柄物も多くなっています。 そのため、多少の汚れ程度であればそれほど目立つものではありませんので、長年使用していても気にならずに使用し続けることができるのも大きなポイントでしょう。