ウール素材の特徴について
ラグの種類はさまざまです。デザイン性もバラエティに富んでいることから、自分の部屋に合ったラグを見つけるのは楽しみでもあるでしょう。 なお、ラグの選定基準はデザインだけではありません。使用用途によっては、ラグの素材も適しているのかどうかを適切に判断しなければならないのです。 本記事では、ウール素材について詳しくご説明したいと思います。
ウールについて
ウールは素材の性質上、四季を通じて使用することができます。 繊維の中に非常に多くの空気を包含しているため熱伝導率は極めて低く、冬場においてはフローリングなどから発生する床材の冷感を断熱する効果が期待できます。 また、吸水性にも長けているため、湿度が高い梅雨時分などにおいても湿度コントロールに期待が持てます。 上述したように、ウールでは四季を通じて使用可能であることから、季節に応じた交換が必要ありません。 ラグについても、そのメリットを活かしてお部屋全体に設置することも良いでしょう。 また、水溶性に関する汚れが染み込みにくい性質があり、静電気の発生も抑制するため埃の付着を抑制してくれるため 防汚性は高いと言えます。 素材の性質において弾力性に富んでおり、例えばタバコの火などを誤って落としてしまったとしてもチリチリと焦げるだけで炎を伴って燃え広がらないため、防炎性にも期待できます。 なお、ウールは抜け毛が発生しやすいため頻度高く掃除しなければいけません。 ダニなどの生息も懸念されることから、防ダニ加工などの付加価値が付随していればなお良いでしょう。