ラグを敷いて防音対策
みなさんは、ご自宅の防音対策を意識されているでしょうか?集合住宅にお住いの方などは特に、お部屋の防音対策を意識されていると思います。
その中でも、生活音が階下の住民の方に迷惑になっていないか?は特に気になるポイントだと思います。
そんなときは、ラグを敷くのが便利です。最近では、防音性に特化したラグなども販売されています。
この記事では、防音を意識したラグの選び方やその特徴について解説します。お部屋の防音対策を考えていらっしゃる方は、ぜひご参考にされてみてください。
防音を意識したラグ選びのポイント
まずは、防音を意識したラグ選びのポイントを見ていきましょう。
遮音等級をチェック
遮音等級とは、遮音性を数値で示した、いわば遮音のグレードになります。 防音に特化したラグなどには、この遮音等級が示されているので、お店やインターネットでチェックしてみるといいかもしれません。 遮音等級は△LL-◯と言う表示で表されます。それぞれの数値の目安は下記の表をご参照ください。
遮音等級 | 足音 | 落下音 |
---|---|---|
△LL-6 | ほとんど聞こえない | まず聞こえない |
△LL-5 | 遠くから聞こえる | ほとんど聞こえない |
△LL-4 | 聞こえるが気にならない | 何の落下音かがわかる |
△LL-3 | 少し気になる | 気になる |
大きさをチェック
ラグの大きさも重要なポイントです。 お部屋全体の防音性を高めたいのなら、敷き詰め方のオーダーカーペットのご購入をご検討してみるのもいいかもしれません。 また、使用頻度の高いリビング全体など、部分的に敷いてみるのもいいでしょう。
厚みをチェック
ラグの厚みも、防音性を高めるポイントです。 ふっくら素材のウレタン素材などを使ったラグであれば、それなりの厚みを確保できるのでオススメです。 また、ラグの間に挟んで使う中敷ラグなどを使ってみると、お手軽にお持ちのラグを防音ラグに進化させることもできます。
どんな音を軽減してくれる?
ラグを敷くと、どんな防音効果が得られるか見ていきましょう。
生活音を軽減
足音や椅子の移動、物を落とした時の落下音などの生活音を、ラグは防いでくれます。 足音や椅子の移動などは、通常のラグを敷くだけでもかなり改善されます。 落下音などが気になる方は、先の遮音等級を参考にして、防音ラグを選んでみるのも良いかもしれません。
子供の騒音を軽減
子供がリビングで遊んだりしていると、足音や落下音など、どうしても騒音は発生してしまいます。 子供達が遊ぶスペースにラグを敷くだけでも、防音効果は期待できます。厚みのあるラグを敷けば子どもの怪我防止にもつながります。