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ラグはインテリアだけじゃない!ラグのさまざまな効果について

ラグは手軽にお部屋のイメージを変えることができる便利なアイテムです。 ラグにはさまざまな種類があり、ヨーロッパ風のデザイン・東洋的なデザイン・多種多様な異文化が融合したエキゾチックなデザインなど多種多様です。
それらのラグを採用することによって、お部屋のイメージが洗練されたものとなるため愛用している方も多いのではないでしょうか。 そのように、優れたデザイン性を持ち合わせているラグですが、ラグの魅力とはデザイン性だけに留まりません。
その他、実用的なメリットもたくさん持ち合わせているのです。 本記事では、ラグに対するデザイン以外のさまざまな効果について詳しくご説明したいと思います。

防音性について

ラグを設置することによって、未設置時と比較すると防音効果が高くなります。 小さい子どもが走ったりすることによって、階下に対して騒音と言った悪影響を及ぼしてしまうことが想定されるため、ラグによる防音効果は非常に有効的であると言えます。
ラグにおける防音性とは定数的に確認することができます。 L値と呼ばれる遮音等級を示す値が規定されており、 床衝撃レベルに関する遮音等級の基準周波特性を設定し、基準曲線を描きます。 基準曲線を確認することによって周波数で示す床衝撃音レベルが定数的に示されるため、 その数値が床構造の遮音等級として採用されています。 L値が小さいほど防音性能が高くなっています。
また、素材によっても防音性能は大きく異なります。防音性に優れているおすすめの素材は次のとおりです。

ウールタイプ

床衝撃音を防ぐことを目的として効果的な素材は、アンダーフェルトを併用しているラグです。 L値は35から40程度の値を示しており、子どもが室内を走って遊んだと仮定しても階下に対して騒音等の悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
また、椅子の動かすときの音や誤って物を落としてしまったような日常生活に伴う音についても階下に対して騒音等の悪影響を及ぼすことはほとんどありません。

ウールカット

アンダーフェルトを併用していないラグです。L値は45から50程度の値を示しており、日常生活で発生する足音程度であれば階下に対して悪影響を及ぼすことはありません。
ちなみに、このL値は建築学会がマンションなどにおいて好ましい防音性が確保されると推奨している1級相当に該当します。

このように、2階以上の居住空間で生活する場合においては防音性にも配慮する必要があると言えるでしょう。

防寒(床冷え)について

フローリングなどの床を直接歩くような居住空間では、冬場などは特に床の底冷えが気になることが多くなっています。 そんな時には、厚手のラグがおすすめです。
厚手のラグをお部屋に設置することによって、直接床を踏まないことから冷感が伝わりにくくなります。 また、厚手のラグであることの副産物として触り心地が良いことや寝心地が良いことも嬉しいポイントです。
厚手のラグの代表的なものとしては、毛の長さが3cm以上確保されているシャギーラグ・ポリウレタンといった合成樹脂を採用しており弾力のある踏み心地が特徴であるウレタンラグ・手機織りおよび手結びで仕上げられていることに伴う品質の高さが特徴であり 耐久性も10年以上と非常に期待ができるウールラグなどがおすすめです。
また、防寒性には厚手であることが重要ですので、シャギーラグであれば毛の密度が重要視されますが毛が長いことによるゴミなどの 詰まり・ウレタンラグであれば弾力のある踏み心地の持続性なども考慮するよう注意が必要です。

防炎について

日常生活において、キッチンなどにおいて火を使うことは十分に想定されます。 そのため、居住空間において防炎の概念は取り入れておかなければならない事項であると言えるでしょう。
ラグについても、防炎の概念を取り入れている製品はたくさんあります。
「防炎のラグ」というものは世の中にたくさんあります。 ラグを構成している素材としてる、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を使用しているものは珍しくありません。 それらの素材に対して、防炎加工の付加価値を付けているものがあるのです。
ラグを製造する工程において、防炎性能を付与することによって燃えにくくなる性質へと変換させることができます。
なお、ラグは維持管理のうえで洗濯することも想定されますので、防炎加工の効果が洗濯で消失してしまわないよう考慮する必要があります。
また、加工段階で処理をするのではなく、ラグが出来上がった後に防炎薬剤を浸透させることや防炎薬剤を直接吹き付けることによって防炎性能を付与する場合もあります。
他にも、素材そのものに先天的に防炎性能が付与されているものがあります。 ウールなどはその代表的な素材であり、火をつけたとしても炎を伴って燃え上がることはなく、チリチリと焦げる程度で収まります。
このように、ラグに防炎性の効果を求めることも重要であると言えます。

防汚性について

ラグを設置することによって、ラグの下にあるフローリングなどが汚れたり傷が発生してしまうことを防ぐ効果が期待できます。 そのため、居住空間の防汚性について期待ができるのです。
なお、フローリングなどの床材の代わりにラグが汚れてしまうことが前提です。 従って、ラグが汚れても適切な対処ができるよう考慮しなければなりません。ここからは、汚れに対する概念ごとに詳しくご説明したいと思います。

汚れにくさ

使っていて汚れにくい素材と言うのは極めて重要です。汚れにくい素材として代表的なものはウールです。
ウールの大きな特徴として、使っている内に抜け毛発生することが挙げられます。 抜け毛が発生ことによって、室内の至る所にその悪影響が出てしまうというデメリットに目が行ってしまいがちですが、ここは逆転の発想です。 逆に抜け毛があることによって、ラグを使用していることに伴って汚れてしまったものが、抜け毛と一緒に掃除機で吸引することが可能となるのです。 そのため、汚れにくさに定評があります。

汚れの目立ちにくさ

ラグを使用し続けていると、全く汚さずに使用することは可能です。 そのため、汚れることを前提として汚れが目立たないデザインとすることも重要です。
ベージュ・ライトブラウン・ブラウンなどの暗色系のラグであれば多少の汚れであっても目立つ心配はありません。

洗いやすさ

ラグが汚れてしまうことが前提であるのであれば、適切に清潔に保つために洗濯することも良いでしょう。 そのため、ラグそのものを家庭用の洗濯機などで日常的に洗える素材を採用しておくと常にラグを清潔に保つことができるでしょう。

吸湿性について

フローリングなどの床材であれば、湿度が高い場合などにおいて吸湿性が期待できません。 一方、ラグの素材によっては高い吸湿性が期待できるものがあります。 吸湿性の高い素材としては、代表的なものはウールとなります。 なお、一気に吸湿をするというよりはじんわりと効果を発揮するものであるため、即効性についてはあまり期待しない方が良いと言えるでしょう。

まとめ

ここまで、ラグに対するデザイン以外のさまざまな効果について説明させて頂きました。
ラグはその高いデザイン性から愛用されていることが多いですが、その他の効果についても非常に魅力的な項目が多いことに気付いて頂けたのではないでしょうか。

ホットカーペット対応のラグと非対応のラグとの違いについて

みなさんは、ラグを使用されていますでしょうか。 ラグはカーペットと違ってお部屋全体に設置するのではなく、部分的に設置することができますのでその自由度はカーペットよりも高いと言えます。また、最近ではおしゃれなラグも非常に多くなっているため、インテリアとしても高い評価を受けるようになっています。
ラグにはたくさんの種類がありますが、その中にはホットカーペットに対応しているものとしていないものがあることをご存知でしょうか。特に冬場は、フローリングなどでは底冷えすることから寒さ対策に一環としてホットカーペットを使用している人も多いのではないでしょうか。ホットカーペットを使用している人であれば、ラグがホットカーペットに対応しているのかどうかについては極めて重要な選定ポイントになります。
本記事では、ホットカーペット対応のラグと非対応のラグの違いについて詳しくご説明したいと思います。

ホットカーペット対応のラグとは?

ホットカーペット対応ラグとはどのようなものなのでしょうか。 ホットカーペットは、文字通り電気を使用して暖かくすることができるカーペットです。そのため、カーペット自体が熱を持ちますので、ラグがその熱に耐えられるように裏面において耐熱加工を施していなければなりません。そうしなければ、ホットカーペットの熱ら負けてしまってラグに不具合が生じてしまうのです。
また、ホットカーペットの熱を適切に伝えることを観点として、耐熱性だけを求めるのではなく熱伝導率が良いことも重要なポイントとなります。
ホットカーペットが発する熱を適切に利用することができるラグこそが、ホットカーペット対応のラグなのです。

ホットカーペット非対応のラグとは?

ホットカーペットに非対応のラグとは、一言で言うと熱に耐えられないラグのことです。
上述したように、ホットカーペットの熱に耐えられるだけの耐熱性をラグに求めることとなります。そのため、耐熱加工が施されていないラグはホットカーペット非対応のラグとなります。具体的には、い草や竹などの素材はホットカーペットの熱に耐えることができませんので非対応のラグとなります。ラグの中には年中通して使用可能であることを示す「オールシーズン対応」がありますが、こちらも通常使用の場合を想定しているためホットカーペットの上に敷くことは想定していません。オールシーズン対応=ホットカーペット対応ラグであると認識しないことが重要なのです。

ホットカーペット対応ラグの選び方ポイント

ホットカーペット対応ラグの概要は上述したとおりです。 それでは、具体的にどのようなポイントに注意しながらホットカーペット対応ラグを選ぶべきなのでしょうか。 ここからは、具体的な項目ごとにご説明したいと思います。

サイズのポイント

ホットカーペット対応ラグを選ぶには、ホットカーペットの大きさを基準として選定します。まずはホットカーペットの大きさをセンチ単位程度の精度を持って計測するようにしてください。実際にホットカーペット対応ラグを購入した際に、ホットカーペットの大きさとあまりに大きな差異が生じてしまうと、快適に使用することができなくなってしまいます。
また、ホットカーペット本体とホットカーペット対応ラグは全く同じメーカーなどではないため、センチ単位の精度で全く同じサイズのラグが見つからない場合があります。また、気に入ったデザインのラグがホットカーペットのサイズとぴったりと合致しないケースもあるでしょう。そんなときに妥協するポイントは、「ラグのサイズ」です。ラグのサイズをホットカーペットよりも大きいものを選ぶものがおすすめです。そうすることによって、ホットカーペット全体をラグで覆うことができますので、ホットカーペット本体が目に入ることはありません。なお、大きめのラグにすることによってホットカーペットの熱が伝わらない場所が発生してしまいますが、ラグの余る部分については敷き方を工夫することによって解決することができます。具体的には、よく使用する場所には必ずラグの下にホットカーペットがあるようにします。そうでない場所にラグの余りを寄せることによって問題を解決することができるのでしょう。

素材などのポイント

ホットカーペット対応ラグでは、ラグの色やデザインも大切ですが機能性にも十分配慮しなければなりません。
ホットカーペットの熱を適切に伝えるためにも、熱伝導率は極めて重要なポイントです。アルミ基布を塗布しているラグであれば、ホットカーペットの熱を迅速にラグへと伝道させることができます。
ラグの中に、薄く綿が混入されているキルティングラグなどもおすすめでしょう。ラグ内部に綿が入っていることによって、ラグの間に空気が包含されることとなりますので保温効果も期待できる素材です。
また、ホットカーペット対応ラグは日常生活で使い続けるものとなります。そのため、維持管理のしやすさにも着目しなければなりません。例えば、食べ物や飲み物をホットカーペット対応ラグにこぼしてしまうことも十分想定されるのです。フローリングなどの素材であれば、こぼしたものが染み込んでしまうリスクがありませんので、速やかに清掃することによって大事に至ることはありません。しかし、ホットカーペット対応ラグであればこぼしたものが染み込んでしまって取れなくなってしまうこともあります。通常のラグであれば汚れが取れなくなってしまうだけで我慢できないこともないかもしれませんが、ホットカーペット対応ラグではその汚れに熱が伝わりますので異臭が発生してしまうこともあるのです。それらのことから、掃除が簡単にできて洗濯可能なホットカーペット対応ラグを選ぶようにしましょう。洗濯対応も手洗いだけでなく洗濯機で丸ごと洗える物であればより清潔に使い続けることができます。飲み物への対応として撥水加工が施されているとさらに良いでしょう。
また、日常的なお手入れとして掃除機をかけることも多いでしょう。ホットカーペット対応ラグは、ホットカーペットの上に重ねて使用することを前提としていますので掃除機をかけている時にずれてしまっては掃除がしずらくなってしまいます。そのため、滑り止めが付いているホットカーペット対応ラグであると良いでしょう。滑り止めが付いていることによって、ホットカーペットとラグがずれてしまうことを未然に防止してくれます。なお、気に入ったホットカーペット対応ラグが滑り止め付きでなかった場合は後付けで滑り止めシートを設置することによって対応することも可能ですのでご一考頂きたいと思います。

まとめ

ここまで、ホットカーペット対応のラグについて説明させて頂きました。 冬場はホットカーペットが絶大な威力を発揮しますので、暖を取るために使用する人も多いでしょう。しかし、ホットカーペットの機能は良くてもデザインとしてはいまいちと思っている人も、ホットカーペット対応ラグを使用することによって、お気に入りのデザインにすることができます。 今後、ホットカーペット対応ラグをご検討される方にとって本記事が少しでも一助となったのであれば幸いです。

ラグの洗い方

この記事では、ご家庭でのラグの洗い方について解説します。 洗濯表示マークの確認の仕方から洗濯機の設定の仕方、また、手洗いの仕方まで詳しく解説します。 その中でも、生活音が階下の住民の方に迷惑になっていないか?は特に気になるポイントだと思います。 そんなときは、ラグを敷くのが便利です。最近では、防音性に特化したラグなども販売されています。 この記事では、防音を意識したラグの選び方やその特徴について解説します。 お部屋の防音対策を考えていらっしゃる方は、ぜひご参考にされてみてください。

洗濯表示マークを確認

まずは、洗濯表示マークを確認してください。ここで、洗濯機洗いか手洗いかを判断します。

洗濯機で洗える場合

遮数字の30や40と書いているマークが付いている場合は、洗濯機洗いが可能です。ちなみに、この数字は液温を表しています。 下の棒線は洗濯の強さを表しています。棒線が一本の場合は「弱い洗濯」。棒線が2本の場合は「非常に弱い洗濯」。という意味になります。 洗濯の強さは洗濯機の設定で変える事ができますが、「ドライモード」もしくは「おしゃれ着モード」で洗濯をするのが一番無難と言えます。 それでも気になる方は、お持ちの洗濯機の説明書などを読んでみてください。

手洗いの場合

数字が付いておらず、代わりに手のマークが付いている場合は、手洗いでの洗濯が可能です。液温は40度で統一されていますので注意してください。

洗濯不可の場合

数字も手のマークも付いておらず、代わりにバツ印が付いている場合は、ご家庭での洗濯は不可です。クリーニング業者などに持っていくなどしてください。
それでは、それぞれの洗濯方法について見ていきましょう。

家庭用洗濯機で洗う方法

家庭用洗濯機で洗う場合の手順です。

1.ラグをたたむ

まず、ラグをたたんでください。蛇腹状にたたんだ後に丸めてもらうと、洗濯機に入れやすくなります。

2.洗濯ネットに入れて洗濯機で洗う

次に、洗濯ネットに入れてください。洗濯ネットに入れておかないと、ヘタりやほつれの原因となってしまいますので、必ず洗濯ネットをご使用ください。

3.中性洗剤を使う

洗剤は、中性洗剤をご使用ください。 洗濯機の設定は先ほど述べたとおり、「ドライモード」もしくは「おしゃれ着コース」をお選びください。

4.日陰干し

洗濯が終わったら、日陰干しをしてください。天日干しは、ラグが痛む原因となりますので注意してください。

手洗いで洗う方法

次は、手洗いで洗う手順です。

1.ラグをたたむ

まず、ラグをたたんでください。蛇腹状にたたんでもらうと手洗いがしやすくなります。

2.浴槽で押し洗い

水を張った浴槽にラグを浸して、まんべんなく押し洗いをしてください。中性洗剤を入れてもらうと 、より汚れが落ちやすくなります。

3.浴槽の縁で脱水

ある程度汚れが落ちたら、お湯を抜き、ラグを脱水してください。浴槽の縁などを使うと脱水がしやすいです。

4.日陰干し

手洗いが終わったら、洗濯機洗いと同じように、日陰干しをしてください。天日干しは、ラグが痛む原因となりますので注意してください。

ラグの洗い方【動画】

ラグ・カーペットの洗い方 -手洗い編-

ラグ・カーペットの洗い方 -洗濯機編-

ラグのダニ対策について徹底解説

お家でラグを使用している人はとても多いのではないでしょうか。 最近のラグはさまざまなデザインやサイズのものもあり、非常に多彩なラインナップとなっています。また、デザイン性に優れているだけではなく防音効果といった機能性に優れているものもたくさんあります。そのため、ラグの人気は高い水準を誇っていると言えるでしょう。
一方、そんな便利アイテムであるラグですがダニがたくさん発生してしまうリスクを伴っていることをご存知でしょうか。適切な維持管理をしなければ子どもを含めた使用者全員に悪影響を及ぼしてしまうのです。 本記事では、ラグのダニ対策について詳しくご説明したいと思います。

なぜラグ カーペットにダニが発生するのか?

私たちが全く気付かないあいだにラグで大量発生してしまっているのがダニです。そもそも、ダニとはどのようにして住宅内に入りこんで来るのでしょうか。
ダニは自然界においては普通に生息しており、屋外から私たちの衣服やペットなどを介して住宅内へと侵入します。外出先で使用したソファー・カーペットなども想定されますし、電車やバスといった公共交通機関の座席なども想定されます。ありとあらゆるものにダニが生息している可能性がありますので、どうしても屋外から屋内へとダニを持ち込まないようにすることは困難であると言えるでしょう。なお、新築住宅においてもダニが発生していないとは言切れません。それは、住宅建築工事において作業員等の関係者を介して住宅内へとダニが侵入している可能性があるからです。これらのことから、ダニを完全にシャットアウトすることができない以上、如何にしてダニを繁殖させないようにすることができるのかということに思考をシフトチェンジしなければならないのです。
ダニのサイズは0.2mm~1mm程度となっており、埃と見紛うほど小さい体長となっています。そのため、肉眼で確認するのは困難でありよほどの集中力が必要となってしまうのです。住宅内において発生している主なダニの種類は、チリダニ・コナダニ・ツメダニです。これらを一括りにして「屋内塵性ダニ」と称されています。特に繁殖率の高いダニが、チリダニであり住宅内で繁殖しているダニの実に8割を占めているとされています。チリダニの特徴としては、私たちを刺さないことが挙げられますがアレルゲンを所持していることから細かく粉砕されたチリダニの糞や死骸が人体に入り込んでしまうと、喘息およびアトピー性疾患など発症してしまう可能性があります。最も厄介なのがツメダニです。ツメダニの特徴としては、吸血はしませんが私たちを刺すことがあるのです。ツメダニはチリダニをエサとして繁殖もしますので、チリダニが増殖すればツメダニも必然的に増殖してしまうのです。
チリダニの成長期間は、卵から成虫まで30日程度とされています。寿命は成虫してから約60日程度となっていますので、それほど長寿ではないと言えるでしょう。しかし、成虫となったダニは1匹当たり約50個から100個といった大量の卵を産卵します。
繁殖するにあたって最適な条件とは、20℃〜30℃程度の温度・60〜80%程度の湿度となっています。なお、住宅内においては空調によって快適な環境が構築されています。ダニの主食には食べカスの他に私たちの髪の毛・フケ・アカなども含まれていますので、まさにラグなどは年中ダニが生息しやすい環境となっているのです。

ダニ対策その1 掃除機をかける

掃除機をかけることはダニ対策としては非常に効果的です。 ダニは掃除機で吸い込もうとするとラグの繊維に引っかかるようにして抵抗するため、かんたんに掃除機をかけたくらいでは吸引することができません。ダニ対策を視野に入れた掃除機のかけかたでは、何度も往復させるような掃除機のかけ方は効果的とは言えません。何度も往復させるのではなく、時間をかけてゆっくりと掃除機をかけるようにしてください。そうすることによって、ラグの繊維に引っかかっているダニを少しでも多く吸引することが可能となるのです。なお、毛足が長いラグを使用している場合においては、毛足を利用してダニが隠れやすい環境となっていますので掃除機をかける前に専用ブラシなどを使用してダニをかき出しておくと良いでしょう。

ダニ対策その2 スチームクリーナーを使う

スチームクリーナーとは、洗剤を使用することなく頑固な汚れなども除去することができる非常に便利な掃除アイテムとなっています。また、その名のとおり高温のスチームが噴出される仕組みとなっているのです。この「高温のスチーム」がダニ退治にはまさに効果的であると言えます。
ダニの生態は、熱に弱い特徴があります。そのため、50℃程度の環境を30分程度維持することができればダニを死滅させることができます。また、60℃程度の環境であれば瞬時にダニを死滅させることができるのです。それらのことから、高温に保たれたスチームをラグの繊維に吹き付けることによってダニを駆除することが可能となります。
ワンポイントアドバイスとしては、スチームクリーナーを使用するだけでなく使用したあとは十分乾燥させ、死滅させたダニの死骸や糞をしっかりと掃除機で吸引することによってさらに高い効果を得ることができるでしょう。

ダニ対策その3 乾燥機を使う

最近では、自宅で使える乾燥機が非常に多くなっています。
上述したように、ダニの生態は熱に弱い特徴があり60℃以上の環境を作り出せるのであれば瞬時に死滅させることができます。そのため、ラグを乾燥機にかけることは非常に効果的であると言えるのです。
ワンポイントアドバイスとしては、ラグを乾燥機にかけるだけではなく乾燥機にかける前に洗濯をするようにしましょう。ラグの種類によっては洗濯機に直投できるものもあれば手洗いをしなければいけないものもありますので、きちんと確認するようにしてください。洗剤を使用した水洗いではダニを死滅させることはできませんが、ダニの死骸および糞を除去できます。また、ダニの主食である食べカスや私たちの髪の毛・フケ・アカなどを取り除くことができます。そのうえで乾燥機にかけることでダニを駆除することができますのでさらに高い効果を得ることができるでしょう。

ダニ対策その4 クリーニングに出す

ラグをクリーニングに出すことは、ダニ対策としては非常に効果的です。
クリーニングを行うことで、上述したダニ退治を行うための過程を全て行うことができます。
ダニの主食や死骸および糞などは水溶性の汚れに該当しますので、クリーニングの水洗い時の工程で対策することができます。また、ダニを死滅させるための高温状況については高温乾燥の工程で死滅させることができます。高温乾燥によって死滅したダニの死骸などについては、最後の皇帝である復元乾燥で対応することが可能です。
このように、仕上がりまでの工程で全てのダニ対策を可能としているのです。

ダニ対策その5 ダニ防止加工のラグ カーペットを使用する

ダニそのものをラグ内で生息させない対策も非常に効果的であると言えるでしょう。
防ダニ加工は2種類あり、ダニを寄せ付けないための忌避効果とダニを繁殖させないための増殖抑制効果があります。どちらもダニの発生を大きく抑制することかがありますので、非常に期待が持てるでしょう。
なお、防ダニ効果は永年持続しない場合もありますので、どの程度防ダニ効果が持続するのかについてはご確認いただいたうえでご使用をおすすめします。

まとめ

ここまで、ラグのダニ対策について説明させて頂きました。
ラグに対するダニ対策の手法はさまざまありますので、上述した内容をご参考にして頂いたうえで適切なラグの維持管理を行って頂きたいと思います。
今後、ラグのダニ対策をご検討される方にとって本記事が少しでも一助となったのであれば幸いです。

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